ちむぐくる
今日6月23日は慰霊の日。
朝早くから糸満市米須の「魂魄の塔」へ出かけ、太平洋戦争で
亡くなったおじーとおじさんに手を合わせ、それから摩文仁の
「平和の礎」へ向かいました。
車から見る海や空の青も62年前と同じ色だったのかと考えると、
沖縄戦がより身近に感じられ、自分の知らない過去の出来事とは
思えない感覚になりました。
静かにウートートーをしたいと思って出かけたのですが、マス
コミの取材陣が、私たちが手を合わせている慰霊碑に土足で上
がってそこからカメラを構えているのを目の当たりにし、その
無神経な行動に憤りを感じました。
いつも取材で取る行動なのかもしれませんが、自分たちだけは
特別だという雰囲気を持っているように見えました。
テレビや新聞では見えない部分ですが、人はちゃんと見ています。
取材者一人の言動が会社全体の評判になるという事、そして
そのひと個人の人間性が判断されているという事を意識して
もらいたいものです。
6月23日慰霊の日、いまこの地で生活している私たちは62年前の
尊い命の上にあるという事をしっかりと認識し、日々の言動に
気を配っていきたいと感じた一日でした。
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