2008年07月18日
オカガ二観察会 (旧6月15日)

宮城島にて、旧暦六月の十五夜にオカガニの観察会があるとの事で
出かけてきました。
しかし、海中道路を渡って宮城島まで行く途中、道路はオカガニ達
で溢れかえっており、車で進む事ができませんでした。

結局、平安座漁港近くの海岸で「一人オカガニ観察会」を実施。
砂浜の少ない平安座島では、山から降りてきたオカガニ達は道路を
渡り、護岸の段差を乗り越え海岸の岩場や護岸の縁で産卵をしてい
ました。

海辺にたどり着いたオカガニ達は、波の打ち寄せるタイミングに
合わせて体を震わせ産卵をしていました。
オカガニ達は、波が寄せるタイミングを把握しているようで、早い
オカガニはほんの数分で産卵を終え山へと帰っていきました。
現在、本島内で自然の状態で海岸線が残されているのは数%しか
ないらしく、ほとんどは埋め立てや人工的な手が加えられた海岸線
になっているようです。
手つかずの自然が多く残っているという事は動物たちにとっても
人間にとっても良い環境だと思うのですが...
Posted by noah at 00:09│Comments(0)
│風景