2013年01月19日
ムーチービーサ
「ムーチービーサ」
今日は旧暦12/8。ムーチーの日です。
毎年この時期に冷え込みが厳しくなることから「ムーチービーサ」と言われています。
ムーチーは、餅粉に水を加えて練り、平たく長方形にして、サンニン(月桃)の葉に包んで蒸したもので、サンニンの葉の独特な香りと餅のほのかな甘みが溶け合って美味しいお餅です。
昔から沖縄では、ムーチーは、縁起のよい食べ物として言い伝えられています。毎年、旧暦の12月8日(ムーチーの日)にムーチーをかまどや仏壇、神棚などに供え、家族の健康を祈り、厄払いをします。子供の歳の数だけ天井からムーチーを吊るす「サギムーチー」や、初めて赤ちゃんとムーチーの日を迎える家が親戚や近所にムーチーを配って歩く「初ムーチー」などの慣わしがあります。
ムーチーは、沖縄の人々にとって冬の風物詩の一つです。
Posted by noah at 00:15│Comments(0)
│風景