2006年03月23日

「桜の季節」

「桜の季節」
「叡山の落日」

関東で桜が開花したというニュースが入ってきました。
今年の開花は平年より7日早く、桜前線の北上も早いようです。

私が初めて見た内地の桜は滋賀の桜でした。
その時受けたショックは未だに忘れられません。
 草津川沿いの土手の桜並木を散歩していると、風が吹くたびに
地に落ちた花びらが舞い上がるのです。
一度役目を終えた花びらが、息を吹き返したように舞い始める様子が
夢心地のようで、花吹雪の中に吸い込まれていく感覚を覚えました。

沖縄では見る事ができない風景の一つではないでしょうか。
桜の季節になると、内地の桜をまだ見た事のない友人には、
ぜひ見てほしいと勧めています。


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Posted by noah at 00:19│Comments(2)風景
この記事へのコメント
 ども、はじめまして。
桜はものすごくキレイですよね・・・。桜の季節に吉野山行ったらものすごくキレイなんでしょうね・・・。そういえば「白瀬走川節」だったか、「白瀬走川に 流れ居る桜 掬て思里に 貫きやい掛けら」というのがありますね。この場合の桜はやっぱり緋寒桜なんでしょうか・・・?
Posted by yoshi at 2006年03月23日 12:25
「白瀬早川節」の本歌に出てくる桜は色々と
説があるみたいですね。
「久米島特有の白ツツジ、赤ツツジを
桜に例えて歌ったのではないか」とか。

沖縄では、明治時代に本土産のソメイヨシノ(ヨシノザクラ)
など多くの品種が導入されたようですが、殆どが定着していない
みたいです。
ただ、久米島に導入されたチハラザクラ(千原桜)という一品種だけは、
よく生育しているらしいですね。

「白瀬早川節」の本歌「白瀬早川に 流れゆる桜・・・」自体、いつ頃
誰によって詠まれたのか不明で、チハラザクラの導入された
明治時代と本歌が詠まれた時期が一致する裏付けとなる資料が
あるのかも分かりません。

色々と調べてみましたが、自分の心の中にある桜を
思い浮かべながら歌うのが一番いいのかもしれません。
ソメイヨシノ、カンヒザクラ、チハラザクラ、白ツツジ、赤ツツジ
みんな素敵な花だと思います。
Posted by noah at 2006年03月23日 23:28
 
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