2006年08月10日

「金細工」(カンゼークー)

「金細工」(カンゼークー)

金細工
一、美里間切の伊波の金細工のてぇふぁ加那兄 喰で加那兄がせる事や
  (ヒーヨーヒーヨードゥガネーユヤッサ サーサヒヤサヌサー)
二、辻の真牛島の二才達ん 案内無くしに引き越さい
  (ヒーヨーヒーヨードゥガネーユヤッサ サーサヒヤサヌサー)
三、いえ加那兄一月三十日なるまで 我がかねぇやいひきゃし呉ゆが
  (ヒーヨーヒーヨードゥガネーユヤッサ サーサヒヤサヌサー)
四、心配すな真牛親ゆずりの鞴有いよ金具も有いよ うり売て阿母返済すんて
  (ユヤッサ サーサヒヤサヌサー)
五、言る内する内泊鍛冶屋も走ち来れば
  (ヒーヨーヒーヨードゥガネーユヤッサ サーサヒヤサヌサー)
六、鞴買んそれ金具買んそれさんてぇまん 買うゆる人や居らぬ
  (ヒーヨーヒーヨードゥガネーユヤッサ サーサヒヤサヌサー)
七、言る内する内泊高橋にゃ寄しかけて
  (ヒーヨーヒーヨードゥガネーユヤッサ サーサヒヤサヌサー)
八、いえ真牛汝や其処居て煙草吹き居り 我身や彼処行じ俵銭借て来う
  (ヒーヨーヒーヨードゥガネーユヤッサ サーサヒヤサヌサー)
九、彼処や行じゃ事てぇふぁ加那兄喰て加那兄んで言ち借らす人や居らぬ
  (ヒーヨーヒーヨードゥガネーユヤッサ サーサヒヤサヌサー)
十、いえ真牛我した男の泊高橋けぇり落てら
  (ヒーヨーヒーヨードゥガネーユヤッサ サーサヒヤサヌサー)
十一、先づ待て加那兄 去る三月三日三貫模合もかけてあものうり取て阿母返済すんて
   (ユヤッサ サーサヒヤサヌサー)
十二、さっても真牛お首尾しゃるい
   (ヒーヨーヒーヨードゥガネーユヤッサ サーサヒヤサヌサー)
十三、言る内する内西武門もはち来れば
   (ヒーヨーヒーヨードゥガネーユヤッサ サーサヒヤサヌサー)
十四、いえ加那兄其処の町家に置ちえる卵くびろも 銭もかたみて先なれよ
   (ヒーヨーヒーヨードゥガネーユヤッサ サーサヒヤサヌサー)
十五、言る内する内時の門もはち来れば
   (ヒーヨーヒーヨードゥガネーユヤッサ サーサヒヤサヌサー)
十六、おしたいびら。 誰がやあ。 此処の真牛添うて来んど
   (ヒーヨーヒーヨードゥガネーユヤッサ サーサヒヤサヌサー)
十七、さっても加那兄一月三十日なるまで我った真牛かんしようがらち
   (ヒーヨーヒーヨードゥガネーユヤッサ サーサヒヤサヌサー)
十八、いえ 阿母 汝達真牛や去る月からかんあたる
   (ヒーヨーヒーヨードゥガネーユヤッサ サーサヒヤサヌサー)
十九、いえ 加那兄 其りも済むしが島の苞もかなえも持っちちえみ
   (ヒーヨーヒーヨードゥガネーユヤッサ サーサヒヤサヌサー)
二十、いえ 阿母 我した男のうれもおくれゆみ
   (ヒーヨーヒーヨードゥガネーユヤッサ サーサヒヤサヌサー)
二十一、果報し加那兄 裏座もまどやさ入っち遊び
    (ヒーヨーヒーヨードゥガネーユヤッサ サーサヒヤサヌサー)  

今日の課題
・場面ごとに歌詞を覚えて、曲の流れを把握する。
・「サッティム モーサーウシュビシャルヰ」と
 ハヤシのつなぎが遅れないようにする。
・ハヤシ「・中・尺・工___・尺・工七・中・尺・工___」の
 「・六・七・七」をしっかり上げる。


同じカテゴリー(今日の一節)の記事
中秋の名月
中秋の名月(2007-09-27 00:32)

なからた節
なからた節(2007-03-05 07:01)


 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。